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QC検定2級を受けることになったけど、
「何から勉強すればいい?」
「3級を持っていなくても大丈夫?」
「どれくらい勉強すれば受かる?」
そんな不安がある人もいると思います。
自分も、QC検定2級を受けることになった時点では3級すら持っていませんでした。
製造業で働いているので、QCサークルというものがあることは知っていました。
ただ、それくらいです。
QCや統計に詳しかったわけでもありません。
そんな状態で最初に2級の過去問を見てみると、
ほぼ0点レベル。
本当に何をやっているのか分かりませんでした。
そこから勉強を始め、最終的にはQC検定2級に一発で合格することができました。
この記事では、何も分からない状態から、自分がどんな勉強をして、本番でどうなったのかまでまとめます。
まず結論|自分のQC検定2級対策はこんな感じ
先に、自分がやったことをざっくりまとめるとこんな感じです。
- QC検定3級なしからスタート
- 最初の過去問はほぼ0点
- 6月頃から1日30分〜1時間を目安に勉強
- 11月頃から本格的に勉強
- 勉強時間は約250時間
- 最初に参考書を一通り見て全体像を確認
- その後はほぼ過去問中心
- 過去問 → 解説 → 分からなければ参考書
- 公式はノートに書いて覚えた
- 参考書1冊+過去問題集2冊を使用
- 本番ではかなりテンパった
- 結果は約80点で一発合格
自分の場合は、短期間で一気に仕上げたというより、
時間をかけて少しずつ積み上げた
という感じです。
QC検定2級を受けることになったきっかけ
自分から「QC検定2級を取りたい」と思ったわけではありません。
きっかけは会社からの指示でした。
自分の職場では、毎年1人くらいQC検定3級を受験するのが恒例になっていました。
ただ、いつまでも3級だけではなく、そろそろ2級にも挑戦してみようという流れになったようです。
そこで、なぜか自分が受けることになりました。
しかも当時、自分はQC検定3級すら持っていません。
職場で2級を受けるのも自分だけでした。
正直、
「3級も持ってないのに、いきなり2級か……」
という状態です。
受験の話が出たのは4月頃。
業務実施計画にも資格取得が入り、年度内に取得することになったので、翌年3月の試験までは比較的長い時間がありました。
最初に過去問を解いて感じたこと
まずは、
「QC検定2級って、どんな試験なんだ?」
と思い、過去問をやってみました。
結果は、ほぼ0点レベル。
本当に分かりませんでした。
そこで、
「これはちゃんと勉強しないと終わる」
と感じました。
そもそもの知識がほとんどないので、いきなり過去問をやっても解説の意味すらよく分かりません。
そこでまず、教科書代わりになる参考書を一通り見ることにしました。
自分がやった勉強方法
まず参考書を一通り見て、2級の全体像を知る
最初から参考書を全部理解しようとはしていません。
まず確認したかったのは、
- どんな範囲から出題されるのか
- どんな問題があるのか
- どんな考え方を使うのか
- どんな公式が出てくるのか
というQC検定2級の全体像です。
参考書を一通り見て、
「2級ではこんなことを勉強するんだな」
というのを確認しました。
ここから先は、かなり過去問中心です。
基本は「過去問 → 解説 → 分からなければ参考書」
自分が一番やったのは過去問です。
基本的な流れは、
過去問を解く
↓
解説を読む
↓
それでも分からなければ参考書を見る
↓
次の問題へ進む
これの繰り返しでした。
一つの問題を完全に理解するまでずっと止まるというより、まずはいろいろな問題に触れていきました。
最初は分からない問題だらけでも、何度も過去問を進めていると、
「これ、前にも出てきたな」
「この問題は、この考え方を使うのか」
と少しずつつながってきます。
自分には、このやり方が合っていました。
公式はノートに書いて、すぐ見返せるようにした
QC検定2級は、公式もかなり出てきます。
自分は、出てきた公式を基本的にノートに全部書いていました。
勉強している途中で、
「あれ、この公式どんな形だったっけ?」
となったときに、すぐ見返せます。
参考書のどこに書いてあったかを毎回探す必要もありません。
それに自分の場合は、見るだけよりも実際に手を動かして書いた方が覚えやすかったです。
かなり古臭いやり方です。
正直、めんどくさいです。
でも、
古臭いし、めんどくさい。けど、それで覚えたのも事実です。
特に似た公式や、何度も間違える公式は、書いて見返すことがかなり役に立ちました。
勉強時間と勉強ペース
自分の場合、トータルの勉強時間は約250時間でした。
6月頃から、1日30分〜1時間くらいを目安に勉強するようにしました。
とはいえ、毎日完璧にやっていたわけではありません。
アニメやドラマを見て、そのまま勉強しない日も普通にありました。
本格的に勉強量が増えたのは、試験が近づいてきた11月頃からです。
個人的には、3級を持っていない状態から2級を目指すなら、できるだけ長めに勉強期間を取る方がおすすめです。
毎日完璧じゃなくてもいい。
サボったら、また次の日からやる。
何か月もずっと気を張ったまま勉強するのは、自分には無理でした。
少しずつでも長く続ける。
自分には、その方が合っていました。
実際に使った参考書・過去問題集
自分が主に使ったのは、この3冊です。
自分の場合は、
参考書1冊+過去問題集2冊
という組み合わせでした。
参考書は、最初に全体像をつかむのと、過去問の解説だけでは分からないときの確認用。
過去問題集は、実際の問題を解きながら出題に慣れるために使いました。
個人的には、この3冊があればかなり勉強できると思います。
余裕があれば、過去問題集をもう1冊増やして、さらに多くの問題に触れるのもありですね。
製造業の経験はどう役立ったか
勉強そのものは、市販の参考書と過去問を中心に自分で進めました。
ただ、自分の場合は製造業で働いていたこともかなり助けになったと思います。
QC検定の勉強を始めてから会社の標準書を見ると、
「これ、勉強している内容とつながってるな」
と気付くことがありました。
分からない内容を、QCに詳しい先輩に聞くこともありました。
参考書の中だけではよく分からなかったことでも、実際の仕事や社内の事例とつながると、
「ああ、こういうときに使うのか」
と一気に分かりやすくなることがあります。
勉強した内容を実際の仕事と結び付けられたのは、かなり大きかったです。
なので自分の場合、教材自体は市販のものが中心でしたが、完全に何の助けもない環境だったわけではありません。
一方で、学生の人や、仕事でQCに触れる機会がない社会人もいると思います。
そういう人は、
「この手法って、実際には何に使うんだ?」
というところがイメージしにくいかもしれません。
だからこのサイトでは、
「結局これって何?」
だけでなく、
「実際にはどんな場面で使うの?」
まで、できるだけイメージできる形で説明していきたいと思っています。
特に苦戦した分野
検定・推定
自分は勉強が得意なタイプではありませんが、暗記は意外と得意です。
なので最初は、
「公式をある程度覚えれば、なんとかなるんじゃないか」
と思っていました。
でも、途中からそれだけでは無理だと感じました。
特に検定・推定では、
「χ²? 両側検定だと0.025?」
「t検定では0.05?」
「信頼区間? 今度は0.05なの?」
は?
「帰無仮説?」
は?
「有意水準?」
は?
という状態でした。
さらに進めていくと、
「なんで急に2Veが出てくるの?」
みたいな疑問も出てきます。
最初は、
「この問題なら、この公式」
と丸暗記すればいけると思っていました。
でも、それだと問題の聞き方を少し変えられただけで分からなくなることがあります。
そこで少しずつ、
「そもそも何を確かめようとしている問題なのか」
「なぜこの式を使うのか」
まで考えるようになりました。
回帰分析
回帰分析もかなり苦戦しました。
公式を覚えるだけでなく、
何を求めているのか。
その数字は何を表しているのか。
なぜこの式を使うのか。
考え方まで理解するのに時間がかかりました。
ただ公式を当てはめるだけではなく、その数字が何を意味しているのかまで分かるようになると、少しずつ問題も見えるようになってきました。
このあたりは自分自身かなり苦戦したところなので、今後「ゆるっとQC」で一つずつ詳しく解説していく予定です。
試験が近づいてからの勉強
試験が近づくにつれて、過去問の点数も上がり、勉強の内容も少しずつ変わっていきました。
年末年始頃から手応えが出てきた
最初はほぼ0点だった過去問も、何度も繰り返していくうちに少しずつ点数が取れるようになってきました。
年末年始くらいになると、合格圏内と思える点数も増えてきて、
「これ、もしかしたらいけるかも」
という謎の自信も出てきました。
ただ、自分でも分かっていました。
同じ過去問を何度もやっているので、問題そのものに慣れている部分もある。
過去問で高い点数が取れているから、そのまま本番でも同じように取れるとは限りません。
それでも、
最初は何を聞かれているのかすら分からなかった問題が、
「これは、あの考え方を使う問題だな」
と少しずつ見えるようになった。
その変化はかなり大きかったです。
試験直前は新しいことに手を出さなかった
試験直前には、過去問ではかなり点数が取れるようになっていました。
なので、新しい問題集に手を出すことはしませんでした。
最後にやったのは、インプットを固めることです。
参考書を見直す。
公式を確認する。
曖昧になっている考え方をもう一度確認する。
過去問を何度もやっていると、問題そのものを覚えて解けている部分もあります。
だから最後は、
「答えを覚えているか」ではなく、「ちゃんと内容を理解しているか」
を意識しました。
本番を振り返っても、直前にインプットを固めておいて良かったと思っています。
試験本番と結果
本番では「まじで終わった」と思った
過去問ではかなり点数が取れるようになっていたので、それなりに自信はありました。
でも、本番は全然違いました。
試験会場の空気や緊張もあったのか、かなりテンパりました。
普段なら解けるはずの手法問題を見ても、
「え、これどうやるんだ?」
となる。
そのときは本当に、
「まじで終わった」
と思いました。
ただ、一つの問題でずっと止まっているわけにはいきません。
そこで、
すぐ解けそうな問題は解く。
分からない問題や、時間がかかりそうな問題はいったん飛ばす。
という形で進めました。
手法分野でも取れそうな問題は取り、そのまま実践分野も進めていきました。
問題を解いているうちに少しずつリズムが戻ってきて、あとから飛ばしていた手法問題をもう一度見ると、
最初は分からなかったのに、今度は解ける。
という問題もありました。
本番では、
分からない問題で止まらず、取れる問題から取る。
これもかなり大事だと感じました。
それでも試験が終わった時点では、
「受かった」
という自信はありませんでした。
約80点で一発合格
結果は約80点。
無事にQC検定2級に一発で合格することができました。
ただ、手法分野では12〜13点くらい落としていました。
過去問ではかなり点数が取れていただけに、
「やっぱり本番は違うな」
と感じました。
振り返ると、自分にとっては過去問もインプットも両方必要でした。
過去問をやることで、
- どんな形で問題が出るのか分かる
- 出題パターンに慣れる
- 時間配分を試せる
- 自分の苦手なところが見えてくる
というメリットがあります。
一方で、本番では過去問そのままではなく、少し聞き方や形を変えてきます。
だから、
過去問で出題に慣れること。
そして、
参考書や解説で内容を理解すること。
この両方が大切だったと思っています。
3級なしでも2級は狙える?
自分は3級を持っていない状態から2級を受けて、一発で合格できました。
なので、
「3級を取っていないと2級は無理」
とは思いません。
ただ、短期間で2級を狙いたいのであれば、3級を勉強した経験がある人の方が入りやすいと思います。
3級で覚える基本的な計算方法やQCの考え方は、2級でもそのまま使います。
自分の場合は、その基礎部分も2級の勉強の中で覚える必要がありました。
なので3級なしで挑戦するなら、
その分、少し長めに勉強期間を取る。
これがおすすめです。
これからQC検定2級を受ける人へ
最初に過去問を見て、
「何も分からない」
となっても、そこまで焦らなくて大丈夫だと思います。
自分も本当に何も分からない状態から始まりました。
3級も持っていませんでした。
それでも、過去問を解いて、分からないところを確認して、また次の問題へ進む。
それを繰り返しているうちに、少しずつ問題の見え方が変わってきました。
毎日完璧に続けなくてもいいと思います。
自分も普通にサボりました。
サボったら、また次の日からやればいい。
できれば少し長めに期間を取って、コツコツ続ける。
最初は何も分からなくても大丈夫です。
自分もそこから2級に合格できました。
難しく考えすぎず、少しずつ進めていきましょう。
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